安くて美味しく、気軽に食べられるゆで卵。高タンパクで完全栄養食とも言われています。
調理法はシンプルですが、中身が出てしまう、殻がはがれなくてボロボロになるなど、ただ茹でただけでは上手につくることはできません。
ゆで卵がきれいにむけなくてお困りではありませんか?
毎日ゆで卵を食べる私も、以前はもっときれいにむきたい…と悩んでいました。
それが今では、知ってよかった!思える方法で、きれいなゆで卵が作れるようになりました。
今回は、殻むきストレスが解消する、つるんと気持ちいい!ゆで卵をきれいにむく簡単な方法をご紹介します。
ゆで卵をきれいにむく簡単な方法
【用意するもの】
鍋・スプーン・ボウル・卵・塩・酢・水
【調理法】
- 卵の丸い方にヒビを入れる
- 鍋に塩と酢と卵を入れ、卵が隠れるくらいに水を入れる
- 沸騰後8分茹でてから取り出し、流水か氷水につける
- ヒビを入れた部分からむく
卵の丸い方にヒビを入れる
卵の丸い方(尖っていない方)にスプーンを軽く打ちつけてヒビを入れます。
スプーンは、硬めでくぼみが深い方が、ヒビを入れるのに向いています。
卵穴あけ器や画鋲で穴を開けてもきれいにむけます。
卵の中には炭酸ガスがあり、茹でると白身を圧迫して薄皮とくっついてしまいます。丸い方にある気室にヒビを入れると、ガスが逃げて殻がむけやすくなります。
ガスや水分は、気泡という小さな穴から徐々に抜けていき気室が大きくなっていくため、生まれてから1週間ぐらいたった卵の方がよりむけやすくなります。
鍋に塩と酢と卵を入れ、卵が隠れるくらいに水を入れる
鍋に、塩少々と酢少々と卵を入れ、卵が隠れるくらいに水を入れます。
塩はタンパク質を凝固を早め、割れ目から中身が出ることを抑えます。
酢は塩と同様の作用と、卵の殻を柔らかくしむきやすくなる効果もあります。
私の場合は、卵6個に対して、塩小さじ4分の1、酢小さじ1、水500mlの割合で茹でて、毎日きれいにむけています。毎日ゆで卵を作るので、調味料がもったいないと感じてしまい、分量は少なめにしています。
卵の新鮮さや大きさで差が出ることもあるため、塩と酢の量をきっちり測る必要はないと思います。
沸騰後8分茹でてから取り出し、流水か氷水につける
湯を沸かしながら、黄身がかたよらないよう数回静かにかき混ぜます。
沸騰後、吹きこぼれない程度に8分茹でてから卵をボウルに取り出し、流水か氷水につけて冷やします。
冷水につけると、殻と中身の卵が縮み、薄皮と卵中身の間に隙間ができます。そこに中身が冷えて出た蒸気がたまり、殻がむきやすくなります。
急冷することで効果があります。
ためた水につけても、卵の熱ですぐ水がぬるくなってしまうため、流水か氷水で冷やして下さい。
ヒビを入れた部分からむく
ヒビを入れた丸い方を指で押し、ヒビを広げてから殻をむくと、つるんと気持ちよくきれいにむけます!
まとめ
つるんと気持ちいい!ゆで卵をきれいにむく簡単な方法は、たったこれだけ!
- 卵の丸い方にヒビを入れる
- 鍋に塩と酢、卵を入れ、ひたひたに水を入れる
- 沸騰後8分茹でてから取り出し、流水につける
- ヒビを入れた部分からむく
殻むきストレスから解放され、毎日美味しいゆで卵が食べられます。
知ってよかった暮らしのアイデア、ぜひ一度お試しください。
ご紹介したアイデアがお役に立てば幸いです。