今回の選りすぐりの逸品は、シンプルでキッチンに馴染み、スタイリッシュで美しいフォルムが魅力のkcud(クード)です。
自宅のキッチン用ゴミ箱が壊れて買い替えることになり、自分の条件に合ったものを、じっくりと考えて選びました。
ゴミ箱をお探しの方に向けて、キッチン用ゴミ箱の選び方と、私が選んだ機能美を追求した究極のダストボックスkcudをご紹介します。
キッチン用ゴミ箱の選び方
キッチン用ゴミ箱選ぶときは、自分に合う条件を確認することから始めます。
確認することは6つ。
設置スペース
設置場所の幅、奥行き、高さを測ります。
必要なスペースは、蓋を開ける方向、開けた時の高さも考慮します。
容量
分別方法や、自治体の回収頻度によりますが、世帯人数で必要な容量を決めます。
人数 | 容量 |
---|---|
1人〜2人 | 20〜30リットル |
2人〜4人 | 30〜45リットル |
4人以上 | 45リットル以上 |
分別方法、個数
キッチンのゴミは、ほとんどが生ごみなどの可燃物です。
可燃とプラスチックごみを分別したり、リサイクルや不燃用のゴミ箱もキッチンに置く場合もあるため、スペースに合わせて分別方法と個数を考えます。
スペース | 分別方法 |
---|---|
横に広い | 複数連結、個別 |
縦に高い | 縦スタッキング |
縦横に狭い | ゴミ箱内で袋分け |
素材
ゴミ箱本体の素材は、大きく分けると、ステンレス、プラスチックの2種類です。
それぞれの特徴をふまえて選びます。
素材 | 価格 | 重量 | におい | 耐久性 | お手入れ |
---|---|---|---|---|---|
プラスチック | 安価 | 軽い | うつりやすい | 劣化しやすい | 丸洗い・分解洗浄可 |
ステンレス | 高価 | 重い | うつりにくい | 劣化しにくい | 拭き掃除・内側ペール洗浄可 |
機能性
必要な機能は何か、それにより得ることのできるメリットが重要です。
デザイン
デザインは、キッチンに馴染むシンプルなもの、色や文字表示で分別に便利なもの、高級感、存在感があるもの…多種多様です。
破損、引っ越し、容量不足など、何かきっかけがなければ、滅多に買い替えるものではないので、飽きのこないデザインをおすすめします。
機能美を追求した究極のダストボックスkcud
ご紹介するkcud(クード)は、岩谷マテリアル株式会社のオリジナルブランド「I’m D」(アイムディー)から販売されているダストボックスシリーズです。
カセットコンロで有名な、1930年創業の岩谷産業株式会社のグループ会社である岩谷マテリアルは、生活商品から工業・農業用に至る幅広い製品を開発・販売しています。
40年前から“袋のラップ”アイラップを販売しており、ご存知の方も多いと思います。
岩谷マテリアルのデザインプロジェクトである「I’m D」は、機能をデザインした美しくシンプルな生活用品で注目されています。
kcudシリーズ
kcudシリーズは、長方形や正方形、丸型など、シンプルながらもバリエーションが豊富です。
- シンプルスリム(縦開き)ワイド(横開き)
- ワイドペダルペール(横開き)
- スリムペダル Black&White(縦開き)
- スタックボックス(上ふた)
- スリムペダル #30(縦開き)
- スリムペダル #20(縦開き)
- スクエアプッシュペール(縦開き)
- ラウンドロック
- ラウンドペールダストボックス
シンプルスリム・ワイド
私が選んだ“シンプル”は、縦開きのスリム、横開きのワイドの2種類。
違いは、サイズと重量のみです。
設置する方向と高さを確認して、蓋の開けやすい向きを考えて、スリムかワイドを選びます。
カラー | ホワイト・グレー・ブラック・ブラウン |
サイズ | (スリム)W21.5×D42.5×H55cm (ワイド)W40.2×D24.2×H55cm |
重量 | (スリム)1.96kg (ワイド)2kg |
容量 | 36L |
対応ポリ袋 | 45L(65×80cm)以上 取手付き取手付きポリ袋LLサイズ(45×54cm)以上 |
材質 | 本体・フタ・キャスター/ポリプロピレン 袋止め/鋼(三価ユニクロメッキ) ワク/ABS樹脂 |
原産国 | 日本 |
“シンプル”は、おしゃれな外観と便利な機能を兼ね備えています。
枠に粘着テープが付けられて、本体と固定されていますが、取り外しもできます。
普段は本体から枠を取り外す必要はありませんが、ごみ箱をお手入れする際に便利です。
私は、キッチン用のゴミ箱に、LDKで出る可燃ごみを全て捨てています。
冷蔵庫と収納カウンターの間に2個並べて、紙・プラスチックごみと、生ごみとに分別。
ごみ箱をリビングに置かないので、ごみ集めの手間が省け、家事負担が減らせます。
袋の交換は簡単。袋どめにごみ袋をかけ、枠にはめるだけです。
凹凸に合わせて2、3袋取り付けて分別もできます。
袋どめの奥はロックされており、手前の袋どめをあげて袋をかけます。
ロックはすぐ外せるので、枠から袋どめを取り外してから、ごみ袋をかけて戻すことも可能。
以前使っていたゴミ箱は、縦スタッキングの分別タイプだったので、キッチン近くの階段下収納に置き、不燃やリサイクル専用ゴミ箱として使用しています。
“シンプル”は、デザインや機能性など、自分の条件にピッタリなごみ箱でした。
とても使い勝手がよく、シンプルでスタイリッシュな外観もおしゃれで気に入っています。
自分にピッタリだったkcudですが、選ぶ条件は人それぞれだと思います。
そこで、気になる方が多い蓋の開閉音と、臭い漏れについてもお伝えしておきます。
蓋の開閉音は、閉じ方によって変わります。
蓋を開けると、少し後ろに傾いた状態で止まります。
閉まる方向に手をかけて離せば、勢いよく閉まるため、音は大きく響きます。
本体近くまで蓋を下げてから手を離すと、気にならない程度の音になります。
蓋にパッキンは付いていません。
臭いの気になる方は、防臭剤の併用をおすすめします。
私は、臭い漏れは感じませんが、開けた時の臭いを抑えるため、クレラップでおなじみの株式会社クレハのキチントさん「ダストマン消臭シート」を、生ごみ用ごみ箱の蓋裏に貼っています。
夏場や、魚など臭いを抑えるためには、小林製薬の「生ごみ用ゴミサワデー」をスプレーしています。
この2つの消臭剤は、香りでごまかさない無香料タイプが好きな方へおすすめです。
キッチン用ゴミ箱の選び方、kcudのまとめ
キッチン用ゴミ箱をごみ箱を見つけるために確認することは6つ。
自分の条件を確認しておけば、スムーズにごみ箱探しができます。
ゴミ箱とは思えないほど美しいフォルムが魅力の、機能美を追求した究極のダストボックスkcudは、おしゃれな外観と便利な機能を兼ね備えています。
kcudシリーズの中でもおすすめは“シンプル”です。
ご紹介したゴミ箱の選び方を参考にしていただけたら、きっとお気に入りのごみ箱を見つけることができると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おすすめしたアイテムが、お役に立てば幸いです。